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日記

ディズニー

ディズニーが好き(なんか変な書き始め。子供みたいやなぁ)どこが好きなのか、なぜ好きなのか。やはり子供から大人まで心をギュッとつかむところかな。来ていただいて少しでも感動して帰っていただく。そして、また行きたいなぁと思ってもらえるような、ディズニー・リゾートやディズニー・シーはそんな世界。そんな世界は僕がレストランをしていくうえで目指すものの中のひとつでもある。料理でそういう世界が表現できたらといつも思う。
今、いろいろなサイトで書き込みとかあるけど、一生懸命に店をやっていると書き込みって怖いものです。そんな怖さと隣り合わせにいるとき励まされた映画がディズニーの「レミーの美味しいレストラン」です。ご覧になられた方はご存じでしょうが、ネズミが料理を作る物語です。励まされたシーンは、最後の方で評論家のアントンイーゴが語るところです。

「評論家というのは気楽な稼業だ。危険を冒すこともなく、料理人たちの努力の結晶に審判を下すだけでいい。辛口な評論は書くのも読むのも楽しいし、商売になる。だが、評論家には苦々しい真実がつきまとう。たとえ評論家にこき下ろされ三流品と呼ばれたとしても、料理自体のほうが評論より意味があるのだ。
しかし、ときに評論家も冒険する。その冒険とは新しい才能を見つけ、守ることだ。世間は往々にして新しい才能や創造物に冷たい。新人には味方が必要だ。 昨夜、わたしは新しいものにめぐり合った。思いもよらない作り手による素晴らしい料理を味わえたのだ。作品もその作者も美味しい料理についてのわたしの先入観を大きくくつがえした。これは決して大袈裟な表現ではない。まさに衝撃だった。
かつてわたしは『誰にでも料理は出来る』というグストーシェフの有名なモットーをあざ笑った。
でも、ようやく彼の言いたかったことがわかった気がする。誰もが偉大な芸術家になれるわけではないが、誰が偉大な芸術家になってもおかしくはない。グストーのレストランの新しいシェフは恵まれた環境で生まれ育ってはいない。だが、料理の腕において、フランスの彼の右に出るものはいまい。近いうちにまた訪ねるとしよう。今度はもっとおなかを空かせて」 
僕は料理人なのでこの映画のこのシーンに凄く励まされ勇気つけられました。皆さんにはそういう励まされる映画とかありますか?
 
あと、この映画にはさらにすごいシーンが。
映画の中で二つのワインが出てくるのですが、二つとも素晴らしいヴィンテージで今では伝説のワイン。
まず一つ目は、リングイニがシェフのスキナーとオフィスで話す時に飲むワイン。シャトー ラトゥール1961年 調べてみると60万円くらい。何気にっていうか、1000円くらいのワインを飲んでいるようなシーンだけどな。
次のワインは、アントン・イーゴがリングイニの料理(結局レミーがラタトゥイユを作るのですが)を食べに来た時に注文したワインでシャトー・シュヴァル ブラン1947年150万円くらい(状態がよければ200~300万?!とも書いてあった)映画ではイーゴが「彼の将来性に合うワインはシャトー・シュヴァル ブラン 1947年」と言っていたが、リングイニの将来性にそれほど素晴らしいヴィンテージで伝説と言われるワインを選んだのはリングイニの将来性を期待していたからなのだろうか・・・
 
 

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